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互いを尊重し合いながら、ありのままの思いを語り合い、聴き合う―遺族のつどいはそのような場です。

地域の状況や主催者の考え方によりますが、それぞれ一定のルールを定め、参加される方々が安心して語り合える場であるように主催者は努めています。(「運営や進行方法」を参照)

立ち上がることなど到底できない、どうにもできないほどの混乱の中で、多くの方たちが「同じような体験をした人の話が聞きたい」、「自分の気持を話したい」、「わかり合える人に出会いたい」との思いから、つどいに参加されています。

つどい~わかちあいの会~
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自死(自殺)で身近な人を亡くした方のつどい
~わかちあいの会~

身近な人を亡くした子どもと家族のつどい【開催地:中央区】

日時

2025年5月11日(日)、 6月8日(日)、9月7日(日)、10月5日(日)、12月7日(日)、2026年2月1日(日) 13:00~15:30

会場

聖路加国際病院小児総合医療センター

参加費

無料

備考

主催:NPO法人グリーフサポートリンク
後援:聖路加国際病院
対象:身近な人を亡くした子ども(6~18歳)とその家族(保護者)

わかち合いの会みなと【開催地:港区】

日時

2025年5月28日(水)、7月30日(水)、9月24日(水)、11月26日(水)、2026年1月28日(水)、3月25日(水) 13:30~15:30

会場

みなと保健所 5F会議室(港区三田1-4-10)

参加費

無料

備考

主催:港区
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※生後4 か月~未就学児の保育が可能です(港区民でなくても保育は可能、事前にお申込みが必要です。) 

グリーフケア・サポートプラザ「分かち合いの会」【開催地:港区】

日時

毎月 第3日曜日 14:00~16:00

会場

グリーフケア・サポートプラザ事務所(港区赤坂9-2-6カルム第2赤坂103号室)

参加費

対面:500円(お茶代)

備考

主催:認定NPO グリーフケア・サポートプラザ

足立区分かちあいの会「とまり木」【開催地:足立区】

日時

2025年4月4日(金)、5月2日(金)、6月6日(金)、7月4日(金)、8月1日(金)、9月5日(金)、10月3日(金)、11月6日(木)、12月5日(金)、2026年1月9日(金)、2月6日(金)、3月13日(金) 18:30~20:30

会場

梅田地域学習センター(足立区梅田七丁目33番1号)

参加費

無料

備考

主催:足立区、NPO法人ライフリンク
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター

日野市・多摩市わかち合いの会【開催地:多摩市】

日時

2025年5月25日(日)、7月27日(日)、9月28日(日)、11月23日(日)、2026年1月25日 (日)※、3月22日(日) 14:00~16:00

会場

関戸公民館 第3学習室(1月のみ大会議室)(多摩市関戸4-72 ヴィータ・コミューネ8階)

参加費

無料

備考

主催:多摩市
※1月は自死及び自死遺族を理解するためのイベント

昭島市・立川市わかち合いの会【開催地:立川市】

日時

2025年6月13日(金)、 9月19日(金) 18:30~20:00、12月11日(木)、2026年2月26日(木) 14:00~15:30

会場

立川市 子育て支援・保健センター

参加費

無料

備考

主催:立川市

自死遺族の集い 雨宿り【開催地:府中市】

日時

2025年4月26日(土)、5月24日(土)、6月28日(土)、7月26日(土)、8月23日(土)、9月27日(土)、10月25日(土)、11月22日(土)※変更の可能性があります、12月27日(土)、2026年1月24日(土)、2月28日(土)、3月28日(土)14:00~16:00

会場

府中市市民活動センタープラッツ6階

参加費

300円(会場費)

備考

主催:雨宿り
お子さんを自死で亡くした方限定です。
問い合わせは、tf2a-iid@asahi-net.or.jp

エッグツリーハウス そっとたまご(中学生以上の自死遺族)【開催地:小金井市】

日時

2025年4月26日(土)、5月24日(土)、6月21日(土)、7月26日(土)、8月23日(土)、9月27日(土)、10月25日(土)、1月22日(土)、12月27日(土)、2026年1月24日(土)、2月28日(土)、3月28日(土)10:30~12:00

会場

たまごの家(小金井市関野町1-6-16)

参加費

無料

備考

主催:一般社団法人The Egg Tree House
参加前に要問合せ:egg.tree.house@gmail.com

身近な人を亡くした若者のつどい オンライン

日時

2025年4月19日(土)、5月17日(土)、7月19日(土)、8月23日(土)、9月20日(土)対面(※)、10月18日(土)、12月20日(土)、2026年1月17日(土)、2月21日(土)、3月28日(土) 10:00~12:00

会場

オンライン(Zoom) 9月20日のみ飯田橋レインボービル

参加費

無料

備考

主催:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
対象:身近な人を亡くした方、18歳~30代
要予約

オンラインわかちあいの会「IERUB(イエルバ)」 オンライン

日時

【身近な人を自死で亡くした方】 毎月1回不定期開催
【身近な人を亡くした 10 代 20 代の方】 第3日曜日開催
【きょうだいと死別された方】 第4日曜日開催
【親、子ども、配偶者/パートナー、周産期、 その他対象を問わず死別された方】 毎月1回不定期開催

会場

オンライン(Zoom)

参加費

無料

備考

主催:一般社団法人 日本グリーフ専門士協会
毎月10 回開催(時間詳細はIERUBに記載)。
各回5名限定(事前申込制)。

グリーフケア・サポートプラザ「オンライン分かち合いの会」 オンライン

日時

2025年9月6日(土) 14:00~15:30

会場

オンライン(Zoom)

参加費

無料

備考

主催:認定NPO グリーフケア・サポートプラザ
要予約

オンラインランタンのつどい オンライン

日時

2025年4月27日(日)、6月22日(日)、7月27日(日)、9月28日(日)、10月26日(日)、12月28日(日)、2026年1月25日(日)、3月22日(日)14:00~16:00

会場

オンライン(Zoom)

参加費

無料

備考

主催:NPO法人宮崎自殺防止センター

運営や進行方法

地域の状況や主催者の考え方によりますが、 ルールや進め方はおおむね以下の通りです。

  • 毎月または隔月に1回2時間程度の開催
  • 数人から10人程度の話しやすい人数で、円く輪になって座ります
  • 参加人数が多い時には、小さなグループにわかれることもあります
  • 最初に簡単に自己紹介から始め、その後は自由にありのままの胸のうちを語り合います
  • 自死遺族のつどいに参加できるのは、家族、親族、友人、同僚など大切な人を自死・自殺で亡くした方のみ、研究者、報道関係者、支援活動に関心のある人など遺族以外の参加は原則としてできません。
  • グループによっては、より細かく参加できる範囲を決めているところもありますので、予めご確認ください。
  • 多くのグループは 匿名での参加もOKとしています。
  • ファシリテーターと言われるスタッフが、進行役として、参加者が語り合いやすい場を作ることにつとめます。アドバイスや指導をしたり、つどいをまとめたりする立場ではありません。ファシリテーターは、遺族当事者の場合もありますし、訓練を経た当事者以外のスタッフが務めることもあります。

参加者が安心して語り合えるよう、以下のような約束を共有して進めていきます。

  • 自分のことを話す(「私」を主語にして話す)
  • つどいの場で語られた個人のプライバシーに関する内容は、決して外部に持ち出さない
  • 無理に話す必要はない、話したくない時にはパスができる
  • 他の参加者のことばに評価、批判、アドバイスをしない
  • お互いを尊重する

参加して得られることはそれぞれで一概には言えませんが、次のようなことが考えられます。

  • 独りぼっちではない、自分だけではないと感じられること
  • 今の自分がそのままの姿でよいのだと思えること
  • 同じような体験を少し前にした「先輩」に出会い、その姿に学ぶことができること
  • 受けとめ方、感じ方は様々だと感じ、自分自身を客観視するきっかけが得られること
  • 異なった視点や情報が得られ、視野が広がることなど

 生産性第一の現代社会は、悲しみから目を背けがちで、早く元気になって前に進むことが望まれ、涙を流すことをよしとしない傾向が強くあります。加えて自死・自殺の根強い偏見や誤解から多くの遺族は苦しい感情を封印せざるを得ないという二重三重の苦痛があります。

 自殺対策基本法には、遺された家族などへ社会全体で支援することの必要性が盛り込まれており、2006年の同法施行以降全国各地で遺族のわかちあいの会等の活動が始まりました。その後の東日本大震災の被災遺族への支援活動も様々な取組みが試行錯誤を重ねながら行われています。

 ようやく、死別などの喪失によって引き起こされる内面の葛藤や苦悩(グリーフ・Grief)は、亡くなった人が大切なかけがえのない存在であったからこそ起きる、人間としての自然な反応として大切に扱うべきという考えが少しずつ受け容れられるようになってきたように思います。

 安心して語り合える場がもっと増え、故人や自分との出会い直しをし、生活再建とその人らしい人生の再構築のきっかけが得られる場としての遺族のつどい~わかちあいの場が普及することを祈ってやみません。