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互いを尊重し合いながら、ありのままの思いを語り合い、聴き合う―遺族のつどいはそのような場です。

地域の状況や主催者の考え方によりますが、それぞれ一定のルールを定め、参加される方々が安心して語り合える場であるように主催者は努めています。(「運営や進行方法」を参照)

立ち上がることなど到底できない、どうにもできないほどの混乱の中で、多くの方たちが「同じような体験をした人の話が聞きたい」、「自分の気持を話したい」、「わかり合える人に出会いたい」との思いから、つどいに参加されています。

つどい~わかちあいの会~
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自死(自殺)で身近な人を亡くした方のつどい
~わかちあいの会~

身近な人を亡くした子どもと家族のつどい

日時

2023年4月16日(日)、5月7日(日)、6月4日(日)、7月2日(日)、8月6日(日)、9月3日(日)、10月1日(日)、11月12日(日)、12月10日(日)、2024年1月7日(日)、2月4日(日)、3月3日(日)
13:00~15:00

会場

東京都中央区 聖路加国際病院小児総合医療センター

参加費

無料

備考

主催:NPO法人グリーフサポートリンク
対象:身近な人を亡くした子ども(6~18歳)とその家族(保護者)

足立区分かちあいの会「とまり木」

日時

2023年4月7日(金)、5月12日(金)、6月2日(金)、7月7日(金)、8月4日(金)、9月1日(金)、10月6日(金)、11月3日(金)、12月1日(金)、2024年1月5日(金)、2月2日(金)、3月8日(金)
18:30~20:30 ※3月8日のみ14:00~16:30

会場

東京都足立区 梅田地域学習センター(エル・ソフィア内)

参加費

無料

備考

主催:足立区、NPO法人ライフリンク
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※2024年3月8日(金)は、通常の会とは異なり、自死遺族支援に関心のある方も参加できる会を実施する予定です。

グリーフケア・サポートプラザ「分かち合いの会」

日時

毎月 第3日曜日 14:00~16:00 

会場

東京都港区 グリーフケア・サポートプラザ事務所
(港区赤坂9-2-6カルム第2赤坂103号室)

参加費

500円

備考

主催:認定NPO グリーフケア・サポートプラザ

品川区わかち合い

日時

2023年4月28日(金)、6月23日(金)、8月25日(金)、10月27日(金)、12月22日(金)、2024年2月16日(金)
14:00~16:00

会場

東京都品川区 品川保健センター 3階講習室2

参加費

無料

備考

主催:品川区
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※8月25日(金)はトーク&交流会

日野市・多摩市わかち合いの会

日時

2023年4月23日(日)、6月25日(日)、8月27日(日)、10月22日(日)、12月24日(日)、2024年2月25日(日)
14:00~16:00

会場

東京都多摩市 関戸公民館 第3学習室

参加費

無料

備考

主催:日野市
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※8月27日はトーク&交流会を予定(関戸公民館 大会議室)

日野市・多摩市わかち合いの会

日時

2023年5月28日(日)、7月23日(日)、9月24日(日)、11月26日(日)、2024年1月28日(日)、3月24日(日)
14:00~16:00

会場

東京都多摩市 関戸公民館 第3学習室

参加費

無料

備考

主催:多摩市
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※1月28日はトーク&交流会を予定

八王子市わかち合いの会

日時

2023年6月19日(月)、8月21日(月)、10月16日(月)、12月18日(月)、2024年2月19日(月)
14:00~16:00

会場

東京都八王子市 八王子市保健所 401会議室

参加費

無料

備考

主催:八王子市
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター

昭島市・立川市わかち合いの会

日時

2023年5月21日(日)、7月16日(日)、9月10日(日)、11月19日(日)、2024年1月21日(日)、3月17日(日)

会場

東京都昭島市 昭島市保健福祉センターあいぽっく
(9月:立川市女性総合センター(アイム))

参加費

無料

備考

主催:昭島市
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター

昭島市・立川市わかち合いの会

日時

2023年6月11日(日)、8月20日(日)、10月15日(日)、2024年2月11日(日)
14:00~16:00

会場

東京都立川市 立川市女性総合センター(アイム)

参加費

無料

備考

主催:立川市
運営協力:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
※10月15日はトーク&交流会を予定

自死遺族の集い 雨宿り

日時

2023年4月22日(土)、5月27日(土)、6月24日(土)、7月22日(土)、8月26日(土)、9月23日(土)、10月28日(土)、11月18日(土)、12月23日(土)、2024年1月27日(土)、2月24日(土)、3月23日(土)
14:00~16:00

会場

東京都府中市 府中市市民活動センタープラッツ6階

参加費

300円(会場費)

備考

主催:雨宿り
お子さんを自死で亡くした方限定です。問い合わせは、tf2a-iid@asahi-net.or.jp

自死遺族の分かち合い「いのちの集い」 オンライン

日時

毎月 第4木曜日 13:00~15:00

会場

東京都中央区 築地本願寺

参加費

無料

備考

主催:自死・自殺に向き合う僧侶の会
事前申し込み制。
3月・9月はオンライン開催

エッグツリーハウス そっとたまご(中学生以上の自死遺族)

日時

毎月 第4土曜日(午前)

会場

東京都小金井市 たまごの家(小金井市関野町一丁目6番16号)

参加費

無料

備考

主催:一般社団法人The Egg Tree House
参加前に要問合せ: egg.tree.house@gmail.com

わかちあいの会『まちだ』ゆっくりカフェ

日時

2023年4月2日(日)、6月4日(日)、8月6日(日)、10月1日(日)、12月3日(日)、2024年2月4日(日)
14:00~16:00

会場

東京都町田市 わくわくプラザ町田3階 第1会議室

参加費

100円

備考

主催:新月の会
後援:町田市

身近な人を亡くした若者のつどい オンライン

日時

2023年4月15日(土)、5月20日(土)、7月22日(土)、8月19日(土)、9月23日(土)、10月21日(土)、12月16日(土)、2024年1月20日(土)、2月17日(土)、3月16日(土)
10:00~12:00

会場

オンライン(Zoom)

参加費

無料

備考

主催:NPO法人全国自死遺族総合支援センター
対象:身近な人を亡くした方、18歳~30代
※9月23日は対面

子供を亡くした自死遺族の集い「ハッブルなないろフォレスツリー」 オンライン

日時

毎月 第3土曜日 14:00~16:00
8月19日(土)、9月16日(土)、10月21日(土)、11月18日(土)、12月16日(土)

会場

オンライン(Zoom)

参加費

無料

備考

主催:ハッブルなないろフォレスツリー
事前申し込み制

分かち合いの会(遺族会)「大切な人を亡くした方の会~つなぐ~」 オンライン

日時

毎月 第2週水曜日 19:00~21:00、第4週土曜日 13:30~15:30

会場

オンライン(zoom)

参加費

無料

備考

主催:大切な人を亡くした方の会~つなぐ~
後援:浜松市

「あんじゅ」わかちあい オンライン

日時

毎月 第3水曜日 14:00~16:00

会場

オンライン(zoom)

参加費

無料

備考

対象者:自死でわが子を喪った親
要予約
※初参加の方は、「虹のかけはし」からご参加ください。
※8月16日(水)より偶数月に、かながわ県民センターにてわかちあいを再開いたします。

「虹のかけはし」わかちあい オンライン

日時

2023年4月6日(木)、6月1日(木)、8月3日(木)、10月5日(木)、12月7日(木)、2024年2月1日(木)
19:30~21:00

会場

オンライン(zoom)

参加費

無料

備考

対象者:自死で家族を喪った本人
要予約

グリーフケア・サポートプラザ「オンライン分かち合いの会」 オンライン

日時

毎月 第1土曜日 14:00~15:30

会場

オンライン(zoom)

参加費

無料

備考

主催:認定NPO グリーフケア・サポートプラザ
要予約

運営や進行方法

地域の状況や主催者の考え方によりますが、 ルールや進め方はおおむね以下の通りです。

  • 毎月または隔月に1回2時間程度の開催
  • 数人から10人程度の話しやすい人数で、円く輪になって座ります
  • 参加人数が多い時には、小さなグループにわかれることもあります
  • 最初に簡単に自己紹介から始め、その後は自由にありのままの胸のうちを語り合います
  • 自死遺族のつどいに参加できるのは、家族、親族、友人、同僚など大切な人を自死・自殺で亡くした方のみ、研究者、報道関係者、支援活動に関心のある人など遺族以外の参加は原則としてできません。
  • グループによっては、より細かく参加できる範囲を決めているところもありますので、予めご確認ください。
  • 多くのグループは 匿名での参加もOKとしています。
  • ファシリテーターと言われるスタッフが、進行役として、参加者が語り合いやすい場を作ることにつとめます。アドバイスや指導をしたり、つどいをまとめたりする立場ではありません。ファシリテーターは、遺族当事者の場合もありますし、訓練を経た当事者以外のスタッフが務めることもあります。

参加者が安心して語り合えるよう、以下のような約束を共有して進めていきます。

  • 自分のことを話す(「私」を主語にして話す)
  • つどいの場で語られた個人のプライバシーに関する内容は、決して外部に持ち出さない
  • 無理に話す必要はない、話したくない時にはパスができる
  • 他の参加者のことばに評価、批判、アドバイスをしない
  • お互いを尊重する

参加して得られることはそれぞれで一概には言えませんが、次のようなことが考えられます。

  • 独りぼっちではない、自分だけではないと感じられること
  • 今の自分がそのままの姿でよいのだと思えること
  • 同じような体験を少し前にした「先輩」に出会い、その姿に学ぶことができること
  • 受けとめ方、感じ方は様々だと感じ、自分自身を客観視するきっかけが得られること
  • 異なった視点や情報が得られ、視野が広がることなど

 生産性第一の現代社会は、悲しみから目を背けがちで、早く元気になって前に進むことが望まれ、涙を流すことをよしとしない傾向が強くあります。加えて自死・自殺の根強い偏見や誤解から多くの遺族は苦しい感情を封印せざるを得ないという二重三重の苦痛があります。

 自殺対策基本法には、遺された家族などへ社会全体で支援することの必要性が盛り込まれており、2006年の同法施行以降全国各地で遺族のわかちあいの会等の活動が始まりました。その後の東日本大震災の被災遺族への支援活動も様々な取組みが試行錯誤を重ねながら行われています。

 ようやく、死別などの喪失によって引き起こされる内面の葛藤や苦悩(グリーフ・Grief)は、亡くなった人が大切なかけがえのない存在であったからこそ起きる、人間としての自然な反応として大切に扱うべきという考えが少しずつ受け容れられるようになってきたように思います。

 安心して語り合える場がもっと増え、故人や自分との出会い直しをし、生活再建とその人らしい人生の再構築のきっかけが得られる場としての遺族のつどい~わかちあいの場が普及することを祈ってやみません。