親やきょうだいなど身近な人を亡くした子どもたちは、一見元気に見えることがあることから、ややもすると、悲嘆(グリーフ)が見逃される可能性があります。成長過程にある子どもたちは表現する力も発達途上で、周囲の理解や支えが十分でないと内面を表すことが難しいかもしれません。もちろん死や死別について語ることは簡単なことではありませんが、自然な形で気持ちを表すことは年齢を問わずとても大切なことです。子どもたちにとり、ありのままの自分が周囲に受け容れられることは、自尊感情を育て安定した人格形成につながるとても大切なものなのです。
当センターは、2010年から死別を体験した子どもたちの支援活動に長い経験を持つアメリカのダギー・センターから講師を招聘し、基礎的な研修を重ねてきました。その蓄積を基に2013年1月より、親やきょうだいを亡くした子どもたちとその保護者のつどいを開いています。訓練を受けたボランティアスタッフのサポートのうちに、同じような体験をした仲間と交わり、わかち合うことにより、子どもとその家族が自己肯定感・自己コントロール感を育み、良好な家族関係を再構築し、成長のきっかけとなるよう願っています。
当日の流れ
会場について
ルール
大切にしているルールがあります。
対象
身近な人を亡くした子ども(6~18歳)とその家族(保護者)
※病気・事故・自死・自殺など、亡くなられた原因は問いません。
会場
聖路加国際病院小児総合医療センター
(東京都中央区明石町9-1 地下鉄新富町・築地駅下車)
詳しいアクセスはこちら(PDF)をご覧ください
定員
6歳~18歳:10名 保護者:10名
参加費
無料
主催
NPO法人全国自死遺族総合支援センター <グリーフサポートリンク>
共催
東京都(予定)
後援
聖路加国際病院
開催日時
時間:13:00~15:30(集合12:45)
【2024年】 | |
4月14日(日) | 5月5日(日) |
6月9日(日)【開催中止】 | 7月21日(日) |
10月6日(日) | 12月1日(日) |
【2025年】 | |
2月9日(日) |
※都合により、6月は開催を中止しました。
お申し込み
お申し込みフォームより開催2日前までにお申し込みください。
ご参加にあたり、不明な点がおありでしたら事前にご相談をお受けしております。
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